5枚目"なんで5なんだ"-究極の浸食-

10マナスペル。敵1体に5のダメージを与え5アーマー得て5/5のミニオンを召喚し5枚カードを引く。
ユーザのヘイトを一身に集めたMr.5!

5という数字が5回出てくる綺麗なデザインのカードだ。
「え…5って数字を5回も‼?」「できらぁ‼‼」というデザイナーの声が聞こえてくる。

5枚カードを引くのはやばいですよ‼‼

凍てつく玉座の騎士団環境初期に虫害とともに環境を支配した。
ドルイドであらずんばデッキにあらずとでもいうかのように大会でのドルイド採用率は8割を超え、ランク戦で当たる相手の5割ドルイドという大ドルイド時代の立役者。
しかしナーフからは逃げ切る。

そんな究極カードのフレイバーテキストはこちら。

翻訳者はこの性能の異常さに気付いていたのだ

5は論外である。この短いテキストの元ネタはモンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル。1974年に公開されたモンティ・パイソンによる低予算で作られたコメディ映画。
何の因果か2010年にニコニコ動画でこの映画が流行したのだ。
以下のような流れで元ネタの言葉は出てくる。

まず聖なるピンを抜け
次に3つ数えろ、以下でも以上でもない
3こそ数える数、数える数こそ3だ
4数えるのでなく、2でもない
であるから当然3数える
5は論外だ!

力強い言葉だ

ベンブロードはこの言葉を胸に刻むのだ。

ところで英語版フレイバーテキストは実はこれとは全く違う。英語版フレイバーテキストはこちら。

Ghouls in the pipe, five by five.

その元ネタは映画エイリアンから。”We’re in the pipe, five by five”というフレーズが元ネタ
このフレーズの意味は「予定通り、順調よ」みたいな意味らしい。

ところでこのフレイバーテキスト、直訳すると
パイプの中にはグールがいるの、それも縦5㌳×横5㌳
5/5のグールの大きさはだいたい1.5mくらいということが分かりました。

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