8枚目”あの伝説的バンドが元ネタ‼?”

誰もが知ってるあの伝説的グループが元ネタになっているカードが存在することをみなさんはご存知でしたか?
今回3つのトリビアと一緒にそのカードを紹介したいと思います!

基本性能

3マナ1/6のミニオン。挑発を持ちミニオンを出すたびヘルスが上がる。
騎士団環境初期のアグロドルイド挑発ドルイドの躍進を支えた一枚。翡翠ドルイドにも入ることがあったりなかったり。
プレビュー当初はタールクリーパーには勝てないという評価が多かったが登場してみれば互いに一長一短でデッキによってどちらを採用するかが変わるほどの性能だった。
ナイス調整。

運用

3ターン目にヘルス6の挑発ミニオンを突破することは難しく生き残ってしまうこともしばしば。生き残ればファイアフライなどの低マナミニオンを連打して蓮華紋や野生の力などのバフを行うことが基本的な戦術。
アグロドルイドではサイズの小さいミニオンを護衛しミニオンの数を確保することがお仕事。
挑発ドルイドにおけるクリプトロードと強殻のクズ拾いによるバフも強い。
動き回るマナとの相性も良い。
基本的にバフとの相性がバツグン。

弱点はアタックが1しかない点。
ヘルスが1しかないミニオンは1マナミニオン以外基本的に採用されないので一方的トレードか相打ち出来る相手は限られる。
また、このミニオンだけでは相手ヒーローのヘルスを減らすことが出来ない点も見逃せない。
単体で輝くカードではなく他のカードとの連携があってこそ輝くカードだ。

フレイバーテキスト

こいつはカブト虫だったのか

カブト虫を英語にすると”ビートル”。ビートルが4人いる楽団といえば…ご存知”ビートルズ”です!

有名なアビーロードの写真

ビートルズはジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターの4人グループ。
歴史上類を見ないほど成功したロックバンドだ。

アメリカなど世界各国においても高い販売数を記録し、ギネス・ワールド・レコーズに最も成功したグループアーティストと認定されている。音楽誌『ローリング・ストーン』による「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第1位にランクされている(引用:Wikipedia

カブト虫とビートルズの一致は世界共通

ちなみに、カブト虫を意味するビートルは“Beetle”でビートルズは“Beatles”
更にビートルズのメンバーを意味する“Beatle”という言葉もある。これは”Beetle”のミススペルとしてもありがちなもの。
「カブト虫の楽団」という言葉はこういった背景もあるのだ。

英語版フレイバーテキスト

The original fifth beetle!

直訳すると「オリジナルの5番目のカブトムシ!」
日本語版のフレイバーテキストと元ネタは同じですね。

fifth beatleは海外では当たり前?

fifth beatle は英語圏ではよく出てくる話題。
“もし5番目のメンバーがいたとしたら”という話題がファンの間で語られるのだ。
ビートルズへの改名前のバンドに参加していたメンバーや一時的なメンバーがよく挙げられる。

過去のBlizzardのゲームにも登場!?

Blizzardのゲーム“WarcraftⅢ”に存在するユニット”Cript Lord Anub’arak/クリプトロード アヌバラク”に“I’m the fifth beetle.”というセリフがある。
これも fifth beatle という言葉をもとにしたパロディ。
このユニット自体をもとにしたカードということでフレイバーテキストもそれを参考に作ったようにも見える。

M1star.paper :