今回は地味スペル。
基本性能
メイジの2マナ呪文。ミニオン1体に2点ダメージを与え手札に1マナ1/2のエレメンタルミニオンを手札に加える。
メイジお得意のダメージスペルのバリエーションの一つ。2マナ2点というのは効率が良くないが、その代わりエレメンタルミニオンが手に入る。
3マナで使えば、1/2のミニオンを出しつつ2点ダメージを与えられるのでクトゥーンの門弟とほぼ同じ仕事が出来る。
クトゥーンの門弟が強かったことを考えると、呪文であることとエレメンタルミニオンを出せることを利用できれば十分採用圏内だ。
運用
エレメンタルメイジなどに採用される。
一線級のデッキである、テンポメイジ、クエストメイジ、コントロールメイジにはいずれにも採用されていない。
魔法使いの弟子やヴァイオレットアイの講師などの呪文を重視したデッキなどにも使われうるがまだ存在していない。
環境に2点で倒せるミニオンがどれぐらいいるかで採用、不採用が分かれそうだ。
日本語版フレイバーテキスト
若い人にはちょっとわからないかもしれないが現在アラサー世代なら一発でわかるでしょう。
大人気漫画家“高橋留美子”の代表作“らんま1/2”からのパロディ。
連載期間は1987年から1996年で全38巻。少年サンデー掲載。
アニメは1989年から1992年まで3年間放映された。
水をかぶると女になってしまう体質の高校生武道家・早乙女乱馬とその許嫁・天道あかね及びその家族や友人たちの物語を描くドタバタアクションラブコメディ。
基本的に数話完結の物語が多く新規にも優しい。
物語の途中”水をかぶると女になってしまう体質”は中国の修行場“呪泉郷(ジュセンキョウ)”での呪いのせいであることが明かされる。
そこに出てくる特徴的なガイドによる泉の説明が以下のようなもの。
なおこの呪泉郷には100を超える呪いの泉があるという。その一部を紹介する。
このように悲劇的伝説と呪い的泉というフレーズが繰り返し作中に出てくるため、呪泉郷ガイドと共に人気のあるフレーズとして定着した。
英語版フレイバーテキスト
直訳すると“わぁ、自動湯沸かし器かい、そうだろ?”
このフレーズの元ネタはアメリカ人なら誰もが知っているという大昔のTVの大人気コメディアンThe Three Stooges。1930年代から40年代にかけて活躍していたらしく、なんと日本でも1963年からTVで放送されていたらしい。
日本で例えたら植木等のようなものだろうか。それくらい偉大なコメディアンらしい。
有名なフレーズもいくつかあるらしく元ネタとなったものはこちらのフレーズ。
どれくらい人気なのかというと動画になるくらい。
Three StoogesによるWise Guy!集動画はこちら
なんとTシャツも売っている
https://www.amazon.com/Three-Stooges-Wise-Oughta-T-Shirt/dp/B00E67R0G0
NewYokerの記事のタイトルにもなっている
https://www.newyorker.com/culture/goings-on/oh-a-wise-guy-eh
一体何人体制でフレーバーテキストを考えているのか気になるものだ。
まとめ
日本語版フレイバーテキストの元ネタはらんま1/2
英語版フレイバーテキストの元ネタは昔のコメディアンの人気フレーズ