基本性能
ドルイドの1マナ呪文。ミニオン1体を破壊し、相手が2ドローする。
1マナでミニオンを破壊するというのは破格。
同様の効果を持つ暗殺は5マナなので比較すればそのすごさが分かる。
その代わり相手が2枚カードを引くことになる。
差し引き2枚カードアドバンテージを失うことになってしまうので使いどころが難しい一枚
運用
相手が引いたカードを使いきる前にゲームを終わらせてしまえば実質デメリットを踏み倒せる。
というわけでアグロドルイドなどのアグロ系デッキに相性が良い。
その場合、タールクリーパーなどの強力な挑発ミニオンを破壊するために入れることになるだろう。
しかし実際は、採用されていない。それほどこのデメリットが重いのだろう。
逆に相手がカードを引いたほうが勝ちに近づくミルドルイドにて採用されたケースがあった。
コールドライトの託宣師やデスロードとともにデッキに採用し、相手のデッキを削っていき疲労で倒す。
この場合、特にデスロードで出てきた強力ミニオンも1マナで破壊出来るので相性が良かった。
日本語版フレイバーテキスト
元ネタは誰もが知ってる漫画、“北斗の拳”から。
セリフを発したのは主人公ケンシロウだが、このセリフの解説をするうえで有名人気キャラクターミスミのじいさんの解説は外せない。
ミスミのじいさんは北斗の拳第1巻に登場した。
食糧難に悩む村のために食料のたねとなる種籾を持ってきたじいさん。
種籾を村に届ける途中暴漢に襲われるがその時、ケンシロウに助けられる。
この時飛び出たセリフ「今日より明日なんじゃ」は名言として語られる。
そのまま無事に村についたかと思いきや、村にて暴漢に襲われて死亡。
暴漢はケンシロウの怒りに触れて死亡。
ケンシロウはじいさんを弔い、じいさんの墓に種籾を撒く。
画像の通り、この時に出てきたセリフがこのフレイバーテキストの元ネタだ。
ちなみに種籾とは米。つまり稲になるものであるので当然水田に撒かなければ稲にはならない。
悲しいがじいさんの墓に撒いても米が実ることはない。
結果的にケンシロウはじいさんの思いを無視して種籾を無駄にしてしまった。
英語版フレイバーテキスト
元ネタはフレディ・マーキュリー率いる伝説的ロックバンド“Queen”の曲名。
日本ではジョジョの奇妙な冒険第4部のボス、吉良吉影の能力の名前としても有名。
1980年に発表され、ビルボードにてQueen最大のヒット曲となる。
邦題は“地獄へ道連れ”。日本でもヒット曲となる。
収録アルバムは“The Game”。
Another one bites the dust とは直訳すると「また一人死んでしまう」。
bites the dust は慣用句で「死ぬ」という意味になる。
「Naturalize=帰化」なので、「ミニオンが帰化する=ミニオンが死ぬ」という意味からこのフレイバーテキストがつけられたと推測できる。
地獄へ道連れという意味は全くないので気を付けよう。
まとめ
日本語版フレイバーテキストの元ネタは北斗の拳
英語版フレイバーテキストの元ネタはQueen