29枚目"このゲーム、運否天賦じゃない。"


三星です。
今回は猛毒の仕込み。

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基本性能

ローグの3マナ呪文。自分の武器に猛毒を付与する。

猛毒を付与された武器でダメージを与えられたミニオンは倒される。
ダメージを与えなければならないので聖なる盾には効かない
また、ドゥーメランと組み合わせても猛毒は効果を発揮する。

ヒーローパワーと合わせれば5マナで2回ミニオンを倒すことが出来る。
暗殺は5マナで1体なので2倍の効率。
ただ代償として自分のヒーローのヘルスが失われる。

自分のヒーローのヘルスが失われるデメリットが想像以上に大きい。
2マナや3マナのミニオンであれば大したことはないが5マナ以上のミニオンになるとアタックが5や6以上になることも多い。
回復が苦手なローグにとってこのダメージは無視できないものだ。

闘技場では非常に強力
ミニオンを少ないマナで2体も破壊できることは闘技場環境では重要。

運用

現在採用しているデッキは存在しない。

現在最も流行しているデッキはテンポローグだが、このデッキは6、7ターン目には勝負を決めたいアグロ気味のデッキ。
打点に繋がらない猛毒の仕込みは採用しづらいことと確定除去としてはヴァイルスパインスレイヤーが優秀でこれで十分という側面もある。

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日本語版フレイバーテキスト

ざわ・・・ざわ・・・。
このフレイバーテキストを見た瞬間、電流走る…!
元ネタは、カイジだと…!!

カイジとは1996年からヤングマガジンにて連載しているギャンブル漫画
現在でも連載中である。

自堕落な生活を続け借金を背負ってしまった主人公伊藤カイジが闇金の口車に乗せられギャンブル船エスポワールにて奇抜なギャンブルに参加してしまうところから物語は始まる。
“限定ジャンケン”、”鉄骨わたり”、”違法パチンコ”、”変則麻雀”など見たことのない様々なギャンブルを限界状況の中カイジの圧倒的閃きと心理戦によって切り抜けるところが面白い。

フレイバーテキストの元ネタとなったのはこのシーン。

このシーンはギャンブル”鉄骨渡り”にて発された言葉。
第1戦にて手に入れた大金の小切手を現金に引き換えるために今度は落ちれば即死の鉄骨渡りを行えという主催者、利根川
それに対して文句を言うカイジ達挑戦者。
このシーンはそれらの文句に対して一蹴する利根川のセリフだ。

この無茶苦茶な理屈を平然という利根川と金のためには黙って従わなければならない挑戦者たち。
金を払う側は無理を言っても平然と通ってしまう不条理を簡潔に描いたシーンとして人気のセリフだ。

フレイバーテキストでは致死毒が出てくるがこれは、致死毒と猛毒はどう違うんじゃ、という疑問に対する回答だろう。
致死毒でももちろん死に至るが時間かかるよ、猛毒は即死だよ、ということだろうか。

英語版フレイバーテキスト

Like Deadly Poison, but deadlier.

直訳すると「致死毒に似ているが、より致死的なのだ。」

これも既にあるカード致死毒との違いを説明しているフレイバーテキスト。
何か他に元ネタがあるかというとおそらく存在しない。

漫画ネタを加えたのは日本ローカライズのオリジナルだ。

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まとめ

闘技場では強いが構築では採用されない
日本語版フレイバーテキストの元ネタはカイジ
英語版フレイバーテキストの元ネタは特になし

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