三星です。
今回は”ファンデッキ”という言葉の意味を解説したいと思います。
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意味
ファンデッキとは”勝ち負けを目的とせずプレイすることの楽しさを追求するデッキ”を意味する。
Tier表に載るようなデッキでは”デッキ自体の強さ”と”環境にどれくらい存在するか”が非常に大事な指標だがファンデッキは違う。
そのデッキをプレイするプレイヤーが勝ち負けに関わらずどれくらいプレイを楽しめるかが大事な指標であり、唯一の指標。
現在のスタンダード環境で作られるファンデッキの例としては、
新兵パラディン
エレメンタルメイジ
凍結シャーマン
トーテムシャーマン
エレメンタルシャーマン
オーバーロードシャーマン
等々。
あれ、なんかシャーマンが多いな…。
開発側が想定したであろうデザイナーズデッキが例には多いがそれ以外のコンセプトでももちろんOK。
誰も思いつかないようなコンボを搭載したデッキなども。
怪しげなコンボデッキを作る人はどのカードゲームにも一定数存在する。
また、原作再現なども良くあるファンデッキ。
例えば、ストームウィンド在住者のみで組んだストームウィンドデッキなども作れるだろう。
女性ミニオンだけのデッキなども良くある。
更に、特定のカードが好きでそのカードを活躍させることだけを目的にしたデッキも存在する。
金チョー同盟で有名なチョーを入れたデッキやグルバシのバーサーカーを投入したデッキなども。
基本的にはファンデッキなのに確変して環境入りを果たす例も存在する。
代表例はミルローグ。
また、キューブロックも動きの無茶苦茶さは怪しげなコンボデッキそのもの。
作ってみたら強かった。よくあることだ。
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使い方
「こちらファンデッキです」:
負けたときに使うと「勝つことが目的じゃないんで」もしくは「俺本気じゃないから」という意味。
もしくは「これ俺のオリジナルだから」という意味。
もしくは「弱いとかどうでもいーんだようるせぇよ」という意味。
「なにそれ?ファンデッキ?」:
「そのデッキ弱すぎ」という意味。
純粋に褒めたければ「面白いデッキですね!すごい!」などと明確に褒めてあげよう。
由来
ファンデッキとは和製英語で”fan=愛好家”と”fun=楽しみ”をかけた言葉。
この言葉の元祖はわからないがやはりM:tGか遊戯王だろう。
デッキを作るという行為は一種の自己表現でありファンデッキを専門に作るファンデッカーが発生することは必然である。
もしかしたらもっと古くからある言葉かもしれない。
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派生
似たような言葉や派生した言葉がたくさんあるので紹介する。
ネタデッキ:
意味や使い方はほぼファンデッキと同じ。
自虐的な意味がちょっとある。
地雷デッキ:
ファンデッキではあるけれど特定の環境主流デッキにはすこぶる強いデッキ。
大会などでもちろん地雷デッキ対策などをしているはずもなく、なすすべもなく敗北を喫してしまうこともある。
ファンデッカー:
自分オリジナルのファンデッキを作ることに楽しみを見出した人たち。
いつか自分の作ったオリジナルデッキで大会に勝ちたいと夢想するがだいたいは夢で終わる。
ファンデッキで大会に勝つとは矛盾している。
私もファンデッカーです。