50枚目”今年の終末も近い!”

三星です。
2017年も最後ですね。
今回は終末予言的中者

基本性能

中立の5マナ0/7ミニオン。自分のターンの開始時このミニオンの攻撃力を7にする。

自分のターンが回ってくればアタックが7になるおじさん。
前回のカードのように旧神の影響で変身した終末予言者
スタッツは全く同じだが効果が全然違う。

単純に1ターン待てばサイズが大きくなる程度のミニオン。
7/7と言えば7マナ相当なのでなかなか。
が、相手にミニオンがいる状態で出しても5マナ7点回復程度の活躍しかできない。

極端に弱い場合があるのに強い時の強さが微妙な微妙ミニオンだ。

運用

使われるデッキがほぼ存在しない。

ミートワゴン 登場時にこのカードと一緒に使われるかと思いきや全く出てこなかったので弱かったのだろう。
やはり単体で弱いカード同士のコンボは相手に勝てるくらいの強力さがないと使われない。

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日本語版フレイバーテキスト

このフレイバーテキストはハースストーンに登場した過去のカードが元ネタになっている。
まず一つ目は終末予言者

このミニオンは登場時に「世界の終末は近い!」と大きな声で予言してくれるがそれが的中してご満悦になったのが終末予言的中者 なのだろう。

二つ目は手動操縦のシュレッダー

ゴブリンVSノームに登場し、その圧倒的性能であらゆるデッキに投入されることになったOPミニオン。
その効果は”断末魔: ランダムなコスト2のミニオン1体を召喚する”といったもの。

この機械の中に他のミニオンが入って操縦しているという設定の再現能力で誰が操縦しているかは壊すまでわからない。
そしてコスト2のミニオンということでもちろんシュレッダーの中から終末予言者 が出てくることもあったのだ。

それははっきり言ってめちゃくちゃよくあったのだ。

圧倒的な不利な状況でも相手のシュレッダーを破壊して終末予言者 を祈る。
ボードを圧倒しシュレッダーで有利トレードしてみたら終末予言者 でボードがまっさらになる。
とりあえずシュレッダーを割ってから行動を決める。

上の様な行動がプレイングの一つとして普通に存在していた時代であった。

とにかく終末予言者 のシュレッダーからの登場は影響がでかいし、大きな大会でも頻発するのでみな印象深かったのだろう。
その結果がこのフレイバーテキストだ。

予言が的中した結果5コストになりもうシュレッダーから出てくることはない。
あれだけドラマを作ってきた現象だけに本人も思い出深そうだ。

英語版フレイバーテキスト

Really feels good about himself and is in a much better place now. But… he sure does miss piloting those shredders.

直訳すると「非常にいい気分で今は過ごしている。けれど…時にはシュレッダーを操縦していたあの頃が懐かしくなることもあるんだ。」

後半の内容はほぼ日本語版と同じだ。
前半の内容は少し日本語版と違う。
”自分が正しかったことが証明され~”といったことは書かれていないので日本語版フレイバーテキストオリジナルの付け足しだ。

元ネタ自体はやはりこちらもシュレッダーとなっているので日本語版フレイバーテキストと同じ。
あの衝撃は世界共通だ。

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まとめ

全然使われないカード
日本語版フレイバーテキストの元ネタは過去のカード
英語版フレイバーテキストの元ネタも過去のカード

みなさま、良いお年をお迎えください!!
今年の終末も近い!!

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