三星です。
今回は帽子から猫 。
基本性能
ハンターの2マナ秘策呪文。相手が呪文を使用した後、隠れ身を持つ4/2のヒョウを1体召喚する。
カラザンにて登場した強力な秘策の一つ。
相手の呪文に反応するのでどんなデッキ相手でも出てきやすい。
さらに、隠れ身なので確度の高い4点として機能する。
運用
秘策ハンターにて使われる。
相手のヘルスを積極的に削りに行くデッキが多いので4点打点として使えることが大きい。
それ以外のデッキではあまり使われない。
というかハンターの秘策自体が使われない。
現在、エメラルドの小呪文石 が強いので秘策ハンターがTier3などに浮上する可能性もなくもない。
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日本語版フレイバーテキスト
今回の元ネタは二つもあるレベルの高いテキストだぞ!
一つ目は少年手品師”山上兄弟”の決め台詞、てじなーにゃ。
山上兄弟とは2002年にギネスによって認定された世界最年少イリュージョニスト兄弟だ。
2000年代に非常に話題になりTVに引っ張りだこ。
当時の可愛い写真がこちら。
そして決め台詞!
当時から子供らしからぬレベルの高いマジックを行いTVの前の視聴者を喜ばせていたが成長してからはTVでの活動は控えめになっていた。
現在は22歳。
何をやっているかというとなんと寄席に出ているという。
「てじなーにゃ!」の山上兄弟が“イケメン”寄席芸人に転身していた(スポーツ報知)
大学に二人とも進学していたが卒業もほぼ決まり落語芸術協会に入会したらしい。
そして可愛かった彼らはの現在はこちらだ。
しくじり、という文字が見切れているが元気そうで何よりだ。
もう一つの元ネタが”ハッとしてキャット”。
これ、実は実際にある映画のタイトルである。
2003年に公開された映画で、『キャット イン ザ ハット』という児童文学が原作の子供向け映画。
日本では全く無名で映画館でも公開されていなかったが歴史ある賞を取ったため、ビデオ化された。
その賞とは、ゴールデンラズベリー賞。
通称ラジー賞。この賞は今年一番の最低映画を表彰するもので毎年アカデミー賞発表前夜に行われる。
意地の悪い賞だと思うかもしれないが、これは一種のユーモアであり、この賞の受賞に対してマジレスすると笑われる。
シルヴェスタ・スタローンやウィル・スミスなどの有名俳優なども最低主演男優賞を過去に取っている。
そんな2003年最低映画に見事輝いた”ハッとしてキャット”に与えられた賞の名前は”コンセプトが全てで中身空っぽ賞”。
一体どんな映画なのか中身が気になるところだ。
この画像を見ただけでちょっと笑ってしまった。
英語版フレイバーテキスト
直訳すると「私は多くの新しく、素晴らしい手品を知っています。あなたにお見せしましょう。メディブ様もお気になさらないと思います。」
日本語版フレイバーテキストと違って英語版フレイバーテキストには元ネタらしいものがない。
その代わりカード名が”cat trick”で出てくる4/2獣の名前が”cat in a hat”。
カード名の元ネタが日本語版同様”ハッとしてキャット”である。
こういう風な翻訳もあるのだと感心するが、おそらくモローズのセリフであろう英語版フレイバーテキストが日本語版では雲散霧消していまったのは残念。
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まとめ
日本語版フレイバーテキストの元ネタは山上兄弟と映画
英語版フレイバーテキストに元ネタはない