ウンゴロのレジェンダリーミニオン。
闘技場ではかなりの強さを誇る。つよいぞーかっこいいぞー!
基本性能
メイジの2マナ2/2エレメンタルミニオン。倒されたとき、6マナ6/6エレメンタルミニオンを手札に加える。さらにそのミニオンが倒されると10マナ10/10エレメンタルミニオンが手札に加わる。
断末魔のドロー効果持ちミニオンとしては通常通りのスタッツ。
ここからさらに6マナミニオン、10マナミニオンとして圧倒的なカードアドバンテージを生み出すことが出来る。
その分戦場にいるときはバニラなので盤面不利に傾くことは仕方ない。
というわけでコントロール向けのカードと言える。
また、エレメンタルミニオンを何度も手札に加えてくれるのでエレメンタルデッキとも相性良し。
フィニッシャーになるような派手な強さはないが、確実にアドバンテージ差を広げてくれるカードだ。
運用
Tier上位に入るような環境トップデッキにこのカードの姿はない。コントロールメイジにも採用されていない。
その原因はひとえに狂気ポーションの存在だろう。
現状環境上位3つに入るデッキにハイランダープリーストがあるが、それには確実に狂気ポーションが採用されているため、このカードは額面通りの活躍がしづらい環境だ。
相手に盗まれてしまった場合、断末魔で手に入るミニオンごと盗まれてしまうのでたまったものじゃない。
プリーストとの対戦では狂気ポーションを最大限に警戒しよう。
また、2/2のスタッツはローグの死角からの一刺しやパッチーズとヒロパ武器で対処されてしまうこともいただけない。
2マナのミニオンを0マナで処理され、盤面の差を広げられる。
そうすると、短いターン数でゲームが終わる可能性が一気に大きくなるのでアグロローグ相手には心もとないカード。
環境的に向かい風気味ではあるが、採用されるとしたらやはりエレメンタルコントロールメイジだろうか。
強力かつコントロールに向いているブレイズコーラーやカリモスの下僕、凍結の魔王妃、ジェイナを採用したようなものなら活躍も期待できるかもしれない。
日本語版フレイバーテキスト
日本人なら誰もが知っているであろうジブリの名作“天空の城ラピュタ”のセリフが元ネタ。
天空の城ラピュタでは「バルス」というセリフも有名で、金曜ロードショーで”天空の城ラピュタ”が放映される日にTwitter上で全員同時にバルスとつぶやいたせいでTwitterのサーバーがダウンするという事件があった。
今回元ネタとなったセリフはまた別。
元のセリフは以下の通り。
セリフの発話者はご存知ムスカ大佐。
非常に人気のあるキャラクターでアンサイクロペディアの記事もご覧の通り。画像とセリフはここから引用させて頂きました。
ちなみにYoutubeでムスカ大佐セリフ集もあります。どんだけ人気なんだこの人。
英語版フレイバーテキスト
直訳すると“彼女を叩きのめしたとしても、彼女はより強力になって戻ってくる、それはおそらく、…ええと、まあとにかく6/6になる”
このフレーズもまた映画からの引用。
引用元となった映画は傑作スターウォーズシリーズのエピソード5。
元ネタフレーズはこちら。
発話者はオビワン・ケノービ。
実際に使っている場面はこちら。
オビワンも世界的にはムスカ大佐に負けず劣らずの人気キャラクター。
このセリフの人気もすさまじくしっかり画像化されている。
また議論の対象になるようなセリフだったらしく、このセリフの意味を尋ねる質問もネット上にいくつかあった。
スターウォーズが元ネタとなっているフレイバーテキストはこのカード以外にあった。
それほどこの映画が人気になっているということだろう。
僕はまだ見たことないけれどいつか観てみようかな、と思います。
まとめ
日本語版フレイバーテキストの元ネタは天空の城ラピュタ
英語版フレイバーテキストの元ネタはスターウォーズEP5
どちらのフレイバーテキストも映画が元ネタで、かつ倒されても蘇るという意図をもったセリフということで実に素晴らしいローカライズだと思いました。