三星です。
カード評価やプレイ配信で「OP!(オーピー!)」という言葉を聞いたことありますよね?
どのような意味なんでしょうか。
OP の意味
使われている例を見てみましょう。
Priests Is OP 以外にも下の方に様々なOPが。
OPだらけで困ったちゃんです。
選手権のころのプリースト、黒曜石の像、選手権の頃の翡翠ドルイド、ウンゴロ環境のローグクエスト。
これらに共通するものは一つです。
「強い」
それもただ強いわけじゃありません。
「強すぎる!」
ということでOPの意味は”(バランスが壊れるほど)強すぎる”という意味です。
“バランスが壊れるほど”ということが重要です。
対人ゲームには様々な選択肢が存在し、選択肢の数だけゲーム体験の豊富さを約束します。
ただ、勝つための最善の手が一つだけ、例えば翡翠ドルイドがどのデッキよりも最強だった場合、HearthStoneは翡翠ドルイドと戦うゲームとなります。
これではつまらないですよね?
ですのでOPは存在しない方が良いのです。
この言葉の中には開発側への批判も若干ですが入っているのではないでしょうか。
OPは何の略?
OPは”Over-Power”の略です。
日本語では“過ぎた力(名詞),(より強い力で)打ち勝つ(動詞)”などと訳されます。
overpowerという言葉自体は様々なものに使われます。
例えば野球。
力み過ぎて空振りしたバッターをover-powerと評しますし、また”overpower a batter”で”ピッチャーが打者を圧倒する、手も足も出ない投球をする”という意味になります。
物理の世界ではoverpowerで”過電力”を意味します。
また、-ingをつけたoverpoweringで”耐えきれない~”を意味する形容詞になります。
例文を上げると、
overwhelm or overpowerで「制圧するか、征服する」です。
かっこいいですね。
(参考:Weblio、英辞郎)
このようにスポーツや様々な世界で使われていた言葉がゲームにも使われ始めたということが分かります。
ただ圧倒的に強いというだけじゃなく、”ゲームバランスの調整が必要だ”というバランスを意識した言葉になっている点はゲームらしいです。
スポンサードリンク
反対の意味の言葉は?
overpowerの反対はunder-powerかというとそうではありません。
一応underpowerという言葉はありますが、意味としては“(電圧や馬力などが)動力不足の”という形容詞的用法が多い言葉になります。(この場合はunderpowered)
Weblioにはこれがoverpowerの反意語と書いてありますが、とてもそうだとは思いません。
“(バランスが壊れるほど)弱い”という意味はとうていないですから。
では“弱すぎる”という表現はなんなのかというとぴったりの言葉は見つけられませんでした。
“下手くそ、初心者、雑魚”など主に人に使われる言葉としてはnoob(ヌーブ),scrub(スクラブ)。
ここにちょっと”頭おかしい、バカ”という意味を込めるとtroll(トロール)。
“弱体化する”という意味のnerf(ナーフ)を利用して“Too nerfed(弱くしすぎ、雑魚すぎ)”という使い方もあるが、これは調整された結果のものに使うのであって初めから弱いものに使うわけではないです。
というわけでOPに比べると反対の言葉は滅多に使われない、もしくは“Too Weak”などと普通に表現されるので専門用語などを気にしなくても良いでしょう。
スポンサードリンク
まとめ
語源はoverpower
反対語はない