【コボルトと秘宝の迷宮】新カード評価:ヴァラニルぶんぶん丸現る!

三星です。

レジェンドカード数枚を含む6枚のカードが公開されました。
それぞれ詳しく評価していきます。

キノコの王イクシリッド

基本性能

ドルイドの5マナ2/4レジェンドミニオン。ミニオンカードをプレイした後、そのコピーを召喚する。

大量生産ミニオン。
5マナとしてはスタッツがかなり低く3マナ並。

ファンドラル・スタッグヘルム から反省したのだろうか。
普通に5マナでドロップすればまず倒されるのでコンボ前提だろう。

ミニオンのコピーを召喚することはドローかつマナ踏み倒しであり、5マナのミニオンを1体出すだけで1ドローと5マナ踏み倒し。

2マナと3マナミニオンなら2ドローと5マナ踏み倒し。
これだけでも十分といえば十分だが10ターン目にする行動としては少し弱いか。

予想される運用

使うとしたらやはりコンボを狙っていきたい。

最も簡単なものは魔力の巨人 を量産すること0マナで8/8を4体出せる。
余ってるマナで相手ミニオンを除去しよう。
相手が全体除去を持っていなければゲームセット。

次にドルイドのレジェンド武器である世界樹の小枝を利用するものだ。
15マナ分のミニオンをコピーすれば宇宙。

明らかにオーバーキル。

そして10マナ追加で得られればいくらでもそのターンに相手を打ちのめすことが出来るのでこれをわざわざ使う必要もなさそうだ。

タルダラム公爵 と2マナミニオンを使えば一気に盤面を埋め尽くすことができる。

点数

4段階評価
4:強いからどのデッキにも入るorこのカードを軸にしたデッキが作られる
3:特定のデッキには優先的に入る
2:環境によっては入る
1:消極的な採用

2点

低マナの呪文をたくさん使うミラクルドルイドでの魔力の巨人量産フィニッシャーとして。
ただ、それでも1枚で返せるカードが多数あるのでそれが心配。

全体除去が少ない環境なら強い。

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取り憑かれた従者

基本性能

ウォーロックの5マナ2/2ミニオン。断末魔でデッキ内の悪魔カードを召喚する。

憑依された従者が死ぬと本体が出てくるカード。

挙動はヴォイドコーラー によく似ているが手札からではないのでカードアドバンテージ的に1枚得。
そのぶんスタッツが2/2と1マナミニオン並の貧弱さ。

サーチ&マナ踏み倒しミニオンの鉄則として対象カードを厳選すれば確定召喚。
このカードで出したいものはやはりヴォイドロード。

奈落の始末屋 などの6/6程度のミニオンでもとんとん。

悪魔カードには今のところ1枚でゲームをめちゃくちゃにするようなカードはないので安心?か。

予想される運用

低マナミニオンがほとんどいないコントロールデッキでの運用が一番考えられる。
低マナミニオンは終末予言者タール・クリーパー などの優秀なアグロ対策カードで固めて後半から優秀な悪魔たちで攻め立てたい。

点数

4段階評価
4:強いからどのデッキにも入るorこのカードを軸にしたデッキが作られる
3:特定のデッキには優先的に入る
2:環境によっては入る
1:消極的な採用

2点

断末魔での召集なので起動が遅い。
このカードが間に合う環境であれば選択肢になる。

また、優秀な低マナ悪魔を入れられなくなるのも美味しくない。

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ヴァラニル

基本性能

パラディンの6マナ4/2レジェンド武器。壊れたら手札のミニオンに”+4/+2 断末魔:ヴァラニルを装備する”を付与する。

壊れたらミニオンに装備させてそれが倒れたらまたヒーローが装備する無限武器

無限な分4/2の癖に6マナと重い。
しかし、一度装備すればもうマナを支払わなくて良いのでこれからのゲームを有利に進められる。

同様の無限武器であった戦闘用触手使えば使うほど不利になっていく散々な弱さだったのでその反省か。

アタック4は中盤の武器としては普通。

真の効果である手札バフと無限武器が効果を発揮するのが遅いのでそのタイムラグを誤魔化せるかどうか

ミニオンが沈黙されたときはご愛敬。
4/2武器としては頑張れたのでぎりぎりセーフだ。

予想される運用

このカードを生かすには手札には常にミニオンがおり、効果の遅さをカバーできるデッキ。

というわけで遅めのミッドレンジデッキかミニオンが多めのコントロールデッキで活躍できる。

パラディンには回復カードが豊富にあるためミッドレンジデッキであっても十分遅延をすることが可能。
武器の攻撃とバフされたミニオンによってコントロールデッキ相手であってもそのまま攻め立てることが出来るだろう。

このカードは無限ということでコントロールと相性が良い
コントロールデッキ相手の奥の手だ。

また、環境に武器破壊が流行したとしてもこのカードには関係なし。
凄い。

点数

4段階評価
4:強いからどのデッキにも入るorこのカードを軸にしたデッキが作られる
3:特定のデッキには優先的に入る
2:環境によっては入る
1:消極的な採用

4点

ミッドレンジコントロールのどのデッキタイプにも入る強力さをもちこのカードを入れるだけでコントロール相手に有利が付くだろう。

沈黙があったとしても最低限の仕事は出来る。
武器破壊も関係なし。

安定した仕事ぶりを評価してのこの点数。

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ダイヤモンドの小呪文石

基本性能

プリーストの7マナ呪文。味方のミニオンを2種復活させる。呪文を4回使用するとアップグレード。

プリーストの呪文石サイクルはダイヤモンド。
アップグレードするごとにミニオンの数が3,4となっていく。

最初の状態では7マナに見合わない効果。
復活 は1体だが2マナ。
カザカス では5マナで2体復活+他の効果だ。

2種と書いてあるので同じミニオンが復活することはないのだろう。

アップグレードさせていきたいが呪文を4回使用するという条件はなかなか厳しいもの。
条件を満たすためには複数ターンにわたっても良いのだがこのカードは手札にないといけない。

このカードが手札にある状態で呪文を4回使用するのはなかなか大変。
2回アップグレードしたいなら8回だ。
特別なデッキ構築が求められるだろう

予想される運用

呪文の数を多くして、厳選した5-6種類程度のミニオンで作られたデッキが良い。
となるとやはりミラクルプリーストか。

ガジェッツァンの競売人太陽の砕片ライラ魔力の巨人 などのミニオンとドラゴンソウルを入れたデッキがすぐに作られそうだ。

また、現役デッキであるビッグプリーストにもすんなりと採用できるだろう。
アップグレードしなくても復活するミニオンは7マナ以上の力を持っている(バーンズ以外)。
そして、呪文が多いので1回くらいのアップグレードなら自然とするだろう。

点数

4段階評価
4:強いからどのデッキにも入るorこのカードを軸にしたデッキが作られる
3:特定のデッキには優先的に入る
2:環境によっては入る
1:消極的な採用

3点

強力だがさすがに条件が厳しいのでどんなデッキにも入るわけではない。
プリーストはミラクルプリーストの他にもラザプリとドラゴンプリーストが期待されているがそれらにはなかなか投入しずらいだろう。

ミラクルプリーストであってもオーバーキルのため必要ないという可能性もある。
アップグレードしなければ弱いし。

選択肢になるカードだ。

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オニキスの小呪文石

基本性能

ローグの5マナ呪文。ランダムな相手ミニオンを1体破壊する。断末魔カード3回使用するたびにアップグレード。

ローグの呪文石サイクルはオニキス。
アップグレードすると破壊できるミニオンの数が増える。

Up toと書いてあるので”最大で2(3)体”だろう。
つまり相手の場が1体でも使用できる

闇の約定 は1体のとき使えず不満が大きかったのでこれは良い変更。

アップグレードしなかったならハンターの必殺の一矢 相当。
これは3マナ呪文だ。

一度アップグレードすれば5マナ域を超える効果。
二度すればほぼ全体除去だ。

ローグの貴重な複数除去手段だがアップグレード条件は断末魔カード3枚と厳しい

大量の断末魔カードとドローカードがなければ成立しないだろう。

影隠れ などの手札に戻すカードを使っても良いが断末魔との相性は最悪。
九死一生であれば良いか。

予想される運用

断末魔デッキでの運用は間違いない。
断末魔デッキは頽廃させしものン=ゾス まで自分のヘルスを持たせることがきつかったのでこのカードは疑似全体除去として絶対採用。

断末魔の中でも一番作りやすいものは翡翠であろうか。
翡翠の鎌刀アヤ・ブラックポー地の底の探索 での断末魔デッキ。
これだと九死一生や影隠れ も入れやすい。

点数

4段階評価
4:強いからどのデッキにも入るorこのカードを軸にしたデッキが作られる
3:特定のデッキには優先的に入る
2:環境によっては入る
1:消極的な採用

2点

条件がとにかく厳しい。

かなり断末魔に寄せたデッキ出ない限り採用はしずらい。

そして相手がミッドレンジの時にしか本気をだせない。
が、寄せたくなるポテンシャルはある。

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エメラルドの小呪文石

基本性能

ハンターの5マナ呪文。3/3のオオカミを2体召喚する。秘策を使用するとアップグレード。

ハンターの呪文石サイクルはエメラルド。
アップグレードするとオオカミが3,4体に増えていく。

アップグレードせずとも5マナ相当の効果。
これは偉い。

しかも、アップグレード条件がたったの1枚だけと緩い。
その代わり最大までアップグレードしてもダスクブレイカーに返されるほどもろい。

秘策は現在のハンターのデッキには1枚も採用されてないので必然的に新しいデッキタイプということになるだろう。

といってもこのカードはそれほど無理にアップグレードせずとも良いので最低限5枚ほどの秘策を詰めたデッキで十分そうだ。

予想される運用

秘策ハンターという秘策に全振りのデッキでは絶対に使われるだろう。

ただし、それよりも秘策を適度に詰めたミッドレンジハンターでの運用が適しているように感じる。
元々強力な覆面の女ハンターイーグルホーン・ボウ をそのまま採用したい。

ピュートリサイド教授 の活躍が見られるだろうか。

点数

4段階評価
4:強いからどのデッキにも入るorこのカードを軸にしたデッキが作られる
3:特定のデッキには優先的に入る
2:環境によっては入る
1:消極的な採用

3点

アップグレードせずとも効果がマナコスト相当であることがまず偉い。
このため秘策の少ないデッキに入れても腐ることはないだろう。

このカードを最大までアップグレードしても1枚でこれを返すことが出来るカードが複数ある点が厳しい。

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