三星です。
海外のハースストーン攻略サイトである tempostorm にて18日に最新のスタンダードTierランクが発表されました。
その記事である meta snapshot の翻訳と自分自身の意見を載せて書きたいと思います。
今回はTier1のデッキの一部だけの抜粋です。
好評であれば続きもやりたいです。
この記事を翻訳及び紹介しています。
※かなり意訳です。
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Contents
Thoughts and Observations(思考と観察)
毎回最初にこの環境の全体についての考察意見が乗っています。
期待した通り、コボルトと秘宝の迷宮によって新しいアーキタイプのデッキがメタに追加された一方で、古いアーキタイプにもいくつかのカードを加えています。
拡張パックの発売初期は毎回のことですが、メタはいまだに流動的でみんな新しいカードや新しいデッキタイプを試したり、デッキをリファインすることを楽しんでいます。
現時点では、ランク5前後のプレイヤーの間でメタが現れ始めているようです。
ランク5に至っていないプレイヤーはよりアグロデッキを選択して早くレジェンドになろうとする傾向がある一方で、より高いランクやレジェンドランクのプレイヤーはコントロールデッキを選択し、そのより高いデッキパワーを確認する傾向があることに私たちは気付いています。
コントロールデッキといえば、プリーストとウォーロックは現在のコボルトと秘宝の迷宮環境において明らかに勝者となっています。
Tier1のトップ4はコントロール指向のプリーストとウォーロックのデッキです。
新拡張によって得られた新しいカードのパワーレベルは完全に彼らをメタのトップに固定させています。そして、アグロデッキに対してとてつもなく効果的なリストとなっています。
コボルトと秘宝の迷宮で回廊漁り蟲 という「このカードが手札にある間ミニオンが死ぬ度コストが(1)減る」効果をもつ7マナ5/5のカードが現れました。
想像してみてください。アグロデッキがたくさんのミニオンを展開しています、効果的なトレードを行いながらも、時々AoEによってボードが一掃される悲惨な目にあいます。回廊漁り蟲 は簡単に0マナカードとして盤面に登場するのです。結果として、全てのアグロデッキの主力となっています。
覚えておいてほしいことは現在のカードプールは2017ハースストーンチャンピオンシップツアーinアムステルダム(オランダ)でも使われるということです。
これが意味するところは、来月ハースストーンのプロコミュニティによって洗練されたハイレベルなデッキを期待することが出来るということです。彼らは100万$(約1億1千万円)の賞金を懸けての勝負へ向けて準備を行っていることでしょう。
プリーストとウォーロックが活躍していることと回廊漁り蟲 がどんなデッキでも使われているというところは日本のハースストーンコミュニティが感じているところと同じですね。
2017ハースストーンチャンピオンシップツアーinアムステルダムは1/18(木)-21(日)で行われます。
出場選手は既に決まっています。
残念ながら日本人選手は出場しませんが、マンモス年を締めくくる大会なので楽しみにしていましょう。
詳細は公式ページからどうぞ。
さて次からTierごとにデッキの解説をしていきます。
全ての翻訳は大変なので、この環境で新しく出来たデッキタイプを中心に解説していきます。
Tier1
Big Priest(ビッグプリースト)
Archetype Explanation(アーキタイプ説明)
永劫の隷属 によってマッチアップに必要なミニオンを復活させることでデッキに一貫性が出来ました。このデッキは4ターン目バーンズか6ターン目影の真髄 による召喚に頼っています。
多くの場合、ビッグプリーストがプレイする最初のミニオンはターン4の後にあります。そのため、プリーストはより早期にボードを一掃する必要があります。しばしば、デッキは、初期のゲームボードの不利な盤面を返すために、縮小ポーション と一緒に密言・恐 をプレイします。影の幻視 と組み合わせることで、安定してコンボを決めることが出来るため、大きなミニオンを召喚することができない限り、ゲームの途中でビッグプリーストに一貫性のあるボードクリアを与えることになり、ビッグプリーストは脅威を連鎖させることができる盤石なゲーム展開に安全に移行できます。
この一貫性により、ビッグプリーストはメタの強力なアーキタイプになります。
Weekly Meta and Featured Deck(週間メタ&特集デッキ)
プリーストの呪文は、たとえ完全にアップグレードされていなくても、2体のミニオンを復活させることで、少なくとも1つの脅威が復活することがあります。
完全にアップグレードされた場合、呪文には狂った価値があり、対戦相手が捻じれし冥界 や心霊絶叫 のようなAoEを持っていない場合、その場でゲームを終わらせるのに十分なパワーを持ちます。
その上、バーンズ を4ターン目に出すと、その勝率は大幅に上昇します。
私たちが紹介しているリストは、「影の抱擁 +回復の輪 」コンボをカットして、聖なる一撃 と心霊絶叫 のための空きを作っています。
心霊絶叫 はバーンズ や影の真髄 などのゲーム中盤での脅威を発生させるカードを引いていない遅いゲーム展開でボードを五分に戻すことができるので、ビッグプリーストにとっても素晴らしいツールです。
私たちが紹介しているリストは@annne_moonのもので、@ b787HSによってレジェンドランク9位にまで到達しました。メタ内でのこのデッキの強さは、まともなドローがあればどんなデッキにでも威力を発揮する点です。今のところ、このデッキは対戦相手の動きついてはケアすることはほとんどないしゆえにそれ自身のドロー運で生きるか死ぬかのように感じます。それにかかわらず、デッキは現在のメタでTier1になるほど十分に一貫していることが証明されています。
この拡張が発売される前から存在していましたが、ダイヤモンドの小呪文石 の登場によって圧倒的な強さを得てTier1にのし上がってきました。
何度除去しても復活してくる黒曜石の像と リッチキング は悪夢です。
意外にもアグロ耐性も高く、Zooロック、アグロドルイドなどのアグロデッキとのマッチアップは有利です。
不利なデッキタイプはわずか3つでマロパラ、アグパラ、テンポメイジの3つのみ。
恐ろしい一貫性です。
復活に頼っている側面があるので、動物変身 や呪術 、退化 によってミニオンを変身させてしまえば有利に勝負が出来ます。
また、挑発ミニオンが多いので挑発を超えて相手のヘルスを削る手段を持つアグロデッキならば対等以上に戦えます。
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Cubelock(キューブロック)
Archetype Explanation(アーキタイプ説明)
このデッキは従来のコントロールウォーロックと比べてバーストフィニッシュを持っている分コントロールのマッチアップに対して強いです。
一方で、従来のコントロールウォーロックに比べてアグロデッキに少しだけ弱いです。
このデッキには、ドゥームガード のカードを破棄するという欠点を踏み倒すための方法として、取り憑かれた従者 とマナアリの髑髏 が採用されています。
このデッキは柔軟性があり多目的で、ドゥームガード でのバーストセットを作るか、もしくは単なる除去を重視して耐えるゲームにするか、どういったゲーム展開になっても適応する必要があります。
Weekly Meta and Featured Deck(週間メタ&特集デッキ)
紹介しているリストは、dogがレジェンド1位に到達するために使用されました。 キューブロックは、ドゥームガード とのゲームを終了するためのバーストダメージの大規模なスイングを作成する能力があるため、ハイランダープリーストやビッグプリーストなどのコントロールマッチアップでは、素晴らしい能力を発揮します。
しかし、伝統的なコントロールウォーロックに比べてアグロデッキに少しだけ弱いです。
ドゥームガード をプレイするためには取り憑かれた従者 とマナアリの髑髏 を使います。
それから霊の歌い手ウンブラ+ 肉食キューブ +暗黒の契約 を使い、4体以上のドゥームガード を作成し20点以上のダメージを1ターンでたたき出します。
キューブにはこのコンボ以外の使い道もあります。たとえば、積極的なデッキに対してより多くのヴォイドロード を作成し、屍山血河のグルダン で復活させることができます。
このデッキには遅いゲームでも強力なパワーを発揮するのでOTKコンボに必ずしも頼る必要がなく、あなたのプレイ次第でこのデッキのかなりの多様性を引き出せるでしょう。
突然環境に現れてレジェンド1位をかっさらったキューブロック。
強みは柔軟性とバースト力ですが、その分非常にプレイングが難しいデッキです。
従来のコントロールウォーロックよろしく大量の全体除去カードを搭載しているのでアグロデッキには強いです。
そして、コントロールデッキに強くなったとはいえ、ハイランダープリーストとビッグプリーストには不利になっています。
5ターン目あたりから出てくるヴォイドロード がとにかく強く沈黙などで素早く対処したいところ。
断末魔ミニオンが多いので沈黙が刺さります。
このデッキを意識するならスペルブレイカー かデファイアスの掃除屋 を用意しておきましょう。
突然のバーストも恐ろしいので自分のヘルスには注意を払い、コンボを警戒しましょう。
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Aggro Paladin(アグロパラディン)
Archetype Explanation(アーキタイプ説明)
このデッキはコストの低いミニオンとバフで、必要であれば有利トレードをしかけながら相手を叩きのめす早いゲームを志します。
このデッキはZooスタイルのデッキとプレイングがよく似ていて、序盤のターンではボードコントロールを重視しターンをまたぎながらダメージを与えます。
情報が古いので以下略
Weekly Meta and Featured Deck(週間メタ&特集デッキ)
動員 は本当に強く、ラダーと大会両方でこのアーキタイプを強力にしました。
ケレセス公爵 でコストの低いミニオンにバフを与えるタイプもいくつかありますが、より標準的で攻撃的なバリエーションが一般的になっています。
一般的なタイプでは、ナイフ・ジャグラー やダイアウルフ・リーダー など、トークンベースのデッキとの相乗効果が高い強力な2ドロップのミニオンが選択されます。デッキにはまた、新しいカードであるカワキタニの看守 を選択し、デッキにさらに多くのトークン要素を提供します。
ヴァラニル とリロイ・ジェンキンス もデッキに追加されます。
デッキがより洗練されていくにつれて、デッキが更に良くなることを期待していてください。今のところ、このデッキはTier1で居場所を見つけました。
今環境屈指のパワーカードである動員 の存在によって一気にアグロパラディンが強力になりました。
なんど除去しても展開してくる驚異的な展開力と神聖なる恩寵 のインチキドローが強さの秘訣。
コントロールウォーロックとハイランダープリーストには絶望的に弱いですが、そのほかのデッキに対しては五分以上の相性を持ちます。
このデッキと対戦するとき、相手の展開力についていくことは不可能です。
全体除去で何回かボードを一掃したり、強力な挑発ミニオンと回復がなければお話になりません。
そのため、普通のミッドレンジデッキやアグロデッキでは相性が悪いです。
ヒーローにもよりますが、このデッキを意識するならば全体除去の枚数を足す必要があるでしょう。