三星です。
今回はグマグ・レイジャー。使ったことないカードナンバーワンでは?
基本性能
3マナ1/5ミニオン。バニラ。
このミニオン自体がマグマ・レイジャーのパロディ。
アタック1はトレード能力がなさすぎる。
現在大活躍中のクリプトロードやタールクリーパーなどは挑発を持っていることが大きな強さだったがグマグ・レイジャーにはない。
このミニオンを出したところで相手に無視されるのが関の山だ。
運用
このカードを入れるデッキは存在しない。
上位互換にタールクリーパー他多く存在するのも問題。
進化や退化の外れ枠といった存在。
闘技場でも雑魚カード扱い。3マナ3/3のミニオンをおとなしく取っておきたい。
よって運用は存在しない。
日本語版フレイバーテキスト
マグマとは上記でも書いたマグマ・レイジャーのことを指しているのだろう。
マグマ・レイジャーは5/1のミニオンなのでスタッツも裏返っているが弱さはどっこいどっこいといったところか。
このフレイバーテキストの元ネタはまたまた漫画から、大人気格闘漫画“刃牙”シリーズである。
第1部“グラップラー刃牙”が1991年に週刊少年チャンピオンにて連載開始、それ以来“バキ”、”範馬刃牙”、”刃牙道”とタイトルを変えながら連載を続けている人気漫画。
コミックスはもう全100巻を超えている。
このフレーズは第二部”バキ”にて登場。
物語の途中、主人公範馬刃牙が敵の毒手による毒によって身体を冒されてしまう。
通常の治療では、とても毒を抑えることが出来ないということで盟友烈海王の提案によって、中国武術の伝統ある武術大会“中国大擂台賽(ちゅうごくだいらいたいさい)”に参加することになる。
何故大会に参加したら毒が治るのか意味が解らない刃牙達一同と読者らだったが敵からくらった陰の毒手に対して陽の毒手を持つ敵と対戦して毒を裏返すという荒業の治療法だった。
治療法はこうだ。
1.陽の毒手をしこたま食らう
2.毒が裏返る
3.相手を倒す
4.14キロの砂糖水を飲む
ここまで聞いても全く意味が解らないがこれが刃牙だ。
この奇跡のような回復を烈海王はこう解説する。
闘志によって脳から分泌された脳内麻薬か・・・・・あるいは
そこの立つ恋人が流した涙によってもたらされた多幸感
そしてその昂ぶりから形造られてしまった化学物質か・・・
あるいはそれら全てが君の内部で出会ってしまい
化学反応を起こしスパーク・・・・」
考えるな、感じろ
英語版フレイバーテキスト
逆から読むと“power creep”
パワークリープとは、同じゲーム内で出てくる上位互換のこと。
このカードのパロディ元のマグマ・レイジャーにはザ・グランド・トーナメントにてアイス・レイジャーという上位互換が登場した。
このカードは3枚目ということで更なる上位互換かと期待されたが別ベクトルへの能力だった。
ちなみにカードゲームにおいて上位互換というものは非常に嫌われる要素であり、それを揶揄したパロディでもある。
まとめ
日本語版フレイバーテキストの元ネタは刃牙
英語版フレイバーテキストの元ネタは英語の逆読み
ローカライズでジョジョバキカイジネタが人気なので、ローカライズ担当は絶対2ちゃんまとめサイトを見ている気がする。