【翻訳】第二回スタンダードデッキ攻略!メタスナップショットから

三星です。
海外のハースストーン攻略サイトである tempostorm にて18日に最新のスタンダードTierランクが発表されました。

その記事である meta snapshot の翻訳と自分自身の意見を載せて書きたいと思います。
今回はTier2のデッキの一部だけの抜粋です。

前回はTier1のデッキはこちらです。

この記事を翻訳及び紹介しています。
※かなり意訳です。

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Tier2

Tempo Mage(テンポメイジ)

Archetype Explanation(アーキタイプ説明)

テンポメイジはマナ・ワーム魔法使いの弟子 とのスペル・シナジーを利用して試合の序盤でイニシアチブを奪い、相手にプレッシャーをかけるデッキです。

このデッキはキリン・トアのメイジ を利用して秘策を不正にプレイしてテンポアドバンテージを作りだし早期に相手のヘルスを追い詰めます。
ゲームのフィニッシュにはバーン呪文を多用するために、後半にアルネス によってデッキのほとんどを引き切ることが理想です。

通常、テンポメイジは、マナ・ワームと他の初期のミニオンからの反復的なダメージと相まって、バーン呪文を使ってかなり早くゲームを終了させます。

Weekly Meta and Featured Deck(週間メタ&特集デッキ)

秘策/テンポメイジは、この拡張で最も強力な伝説の武器、アルネス を得ました。
このカードが何をするかというと、素早くデッキを引き切り全ての火力呪文を見つけ出すことで、相手の顔に呪文をぶつけるだけでゲームを終わらせることが出来るようになります。
以前はしばしばリソースを使い尽くしていたので、これは優れた追加カードであり、デッキのパワーレベルを向上させるのに役立ちました。

もちろん、全てのアグロデッキと同じように回廊漁り蟲 がここに家を見つけました。
破格に安い、もしくは無料の5/5がカバールのクリスタルの運び屋 に加えてさらに追加されたためイカレたテンポスイングが実現しました。

現在のメタでは秘策メイジはプリーストとウォーロックの二つのトップクラスに対してとても強い一方で、パラディンのようなたくさんのアグレッシブなデッキに対しては相性が悪いです。
秘策は相手が大きなミニオンや高コストの呪文を使おうとするほど効果的に働きます。
プリーストとウォーロックとのマッチアップがとても相性が良いという事実は、今のところTier2のトップに置く十分な理由になります。

紹介したリストはXenoがレジェンド5位に到達したデッキです。

新しく手に入れたアルネス爆発のルーン によって相手のヘルスを削る能力が上昇しました。
アルネス によってゲーム序盤と後半では全く違ったゲームプレイになります。
息切れの無いミニオン展開と立て続けの火力呪文によって相手のヘルスを追い立てるプレイは秘策メイジ独特のプレイです。

以前は入っていなかったアイスブロック が入っている理由はやはりアルネス にあるでしょう。

アグロデッキでありながらプリーストとウォーロックに圧倒的に強いところが特徴です。
このTier1トップ4に強いという点は特筆すべきでしょう。
しかし、パラディンにはすこぶる弱く、そのほかのアグロデッキにも弱い点は気になります。
低ランク帯のアグロが多い環境ではこのデッキのポテンシャルを十分に発揮できなさそうです。

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Tempo Rogue

Archetype Explanation(アーキタイプ説明)

テンポローグはボード中心の攻撃的なデッキです。
このデッキの目的は、小さく攻撃的な早い段階で投下されるミニオンを素早くボードをあふれさせて相手をテンポでぶっちぎることです。
なので、出来るだけ早くゲームを終わらせるように努めます。
このデッキは、ボードの優位性を確立するために、早期および中盤のテンポを重視しています。

最も人気のあるバージョンはケレセス公爵 と複数の中立海賊とバーストダメージのためのフィニッシュコンボを組み合わせたものです。
ローグの強力な基本的な除去カードとデッキの強力な低コストミニオンはゲーム序盤を盤石にするのに役立ち、序盤のボードからより多くの相手ヘルスにダメージを繰り返すことができます。

このデッキでのゲーム終盤は5ターン目以降です。
これは理想的に動いていれば、火力またはリロイ・ジェンキンス影隠れ で対戦相手を爆発させているターンです。

Weekly Meta and Featured Deck(週間メタ&特集デッキ)

当然のことながら、テンポローグは、コボルトと秘宝の迷宮拡張リリースによって、トップ層から落ちました。

プリーストとウォーロックがイカレたコントロール用カードを獲得し、テンポデッキをTier1からはじき出しました。
唯一パラディンだけはこの変化から生き残りましたが、それはAoEからの復帰力と神聖なる恩寵 によるサイクリングスピードがあるからです。

テンポローグは未だ強力でTier2のトップに位置していますが、それはエルフの吟遊楽人回廊漁り蟲 のおかげです。
しかし、最も人気のあるデッキに対しての勝率は低下してしまっています。
パラディンは簡単にあなたをテンポで追い抜いていきますし、コントロールデッキは勝ち切ることが難しいです。
スペルブレイカーはヴォイドロードのような挑発がこのメタに持ってきた問題を考えれば当たり前だと思われます。
というのもケレセス公爵昏倒 を同時にデッキに搭載することはできないからです。

ソニア・シャドウダンサー はローグの新しいレジェンドカードですが、必ずしもこのデッキには必要ではありません。
これは典型的なウィンモアカード(訳注:勝ってるときに必要以上に強いカード)で、これを生かすためにはボードのミニオンが存在していることが必須で、相手の顔へのダメージと多数のミニオンを生贄に捧げる必要があります。
また相手のリーサルが近く、あなたのボードを無視して顔をたたいているとき、もしくは挑発ミニオンをトレードして倒さなければならない場合のときにソニアは働きます。

あなたがPrince KelesethまたはElven Minstrelの別のコピーを入手する理想的な状況は確かに大きな利点ですが、リスクも高いです。
ボードを相手が奪っている場合はソニアは死に札になってしまいサロナイト鉱山の奴隷 のような挑発ミニオンの方が使いやすい可能性もあります。
コントロールデッキ相手ではケレセス公爵エルフの吟遊楽人 以外の1/1コピーミニオンは効果的ではなく、エドウィン・ヴァンクリーフボーンメア
のようなトレードで死ににくいミニオンが考慮に入ります。

前回環境最終版の覇者の一角であったテンポローグはTier2まで落ちてしまいました。
これはやはり、多くのAoEがプリーストとウォーロックに与えられたことと無関係ではないでしょう。

ビッグドルイドやジェイドドルイドといったAoEのない中速デッキにすこぶる強く、コントロールデッキ相手には不利です。
その他のアグロデッキ相手には五分から微有利といった感じで、コントロールデッキが少なめなランク10付近だと無双できそうですね。

ソニアは翻訳文にも書いてある通り相手のデッキ次第で活躍するかどうかわかれるカードなので何のデッキを見るかで投入するか否かは変わりそうです。

新しく手に入ったエルフの吟遊楽人 によるミニオンドローは本当に強いです。
これのおかげで息切れが少なくなると同時にボーンメア の強化対象を確保できることができ、継続的に相手を攻め立てることが出来ます。

スペルブレイカー は今の環境では半ば必須カードのようになっています。
Tierトップのウォーロックとプリーストには挑発、断末魔ミニオンが多く、パラディンにはバフが多いので本当に役に立つミニオンです。

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Face Hunter

Archetype Explanation(アーキタイプ説明)

フェイスハンターはダメージを最適化して勝利しようとするデッキです。
効率的に、そして継続して毎回ヒーローパワーを使う必要があり、ダメージを最大化してあいての顔を追い詰めます。
フェイスハンターはマナカーブが低いデッキで効果的な1マナミニオンと突撃ミニオン、そして再充填が出来る武器を用いて出来るだけ早く相手のヘルスを削りきります。

フェイスハンターはコボルトと秘宝の迷宮のキャンドルショット を追加することで、効率的な海賊パッケージを組み込むことができるようになりました。アーキタイプはパワフルで攻撃的なカードである海賊パッチーズ を使用できます。

回復や装甲、挑発ミニオンのようなフェイスハンターを締め出すようなカードに圧倒されない限り、ゲームをかなり早く勝ち取ることがよくあります。

Weekly Meta and Featured Deck(週間メタ&特集デッキ)

ハンターはコボルトと秘宝の迷宮で異なるアーキタイプのカードをたくさん手に入れましたしハンターの呪文石が本当に強かったにもかかわらず、フェイスハンターが最強のデッキであることが証明されました。

このスタイルのデッキの比較対象は秘策ハンターですが、そのデッキはマナコストが安い速攻ミニオンデッキ相手にめちゃくちゃ弱いです。
そして、秘策はゲームの勝利に向かって効果的に働く限りではありません。
コントロールデッキ相手で時々、相手が何のためらいもなくこちらのフェイスを殴ってくる場合、役に立つ可能性を持つ唯一の秘策はおそらく帽子から猫 のみでしょう。

このデッキはCandleshotを獲得しました。これはこれまでで最も狂ったカードではというわけではないですが、海賊パッチーズ と強力な海賊パッケージを獲得することで相手のヘルスを搾り取ることが出来るようになりました。
ダイアモール はハンターに欠けていたより安定した1ターン目の行動をあなたに与えました。
回廊漁り蟲 は全てのミニオンベースのアグロデッキに採用されています。
0マナ5/5ミニオンを好きじゃない人はいませんし、これは何と言っても獣なのです!

フェイスハンターはTier1のデッキの多くを一貫して打ち負かすのには十分ではないので、Tier2に落ちます。
コントロールウォーロックはボードをクリアして壁を構築する非常に多くの効率的な方法を持っており、パラディンはあなたよりも早くボードをコントロールできます。
にも拘わらずハンターは先の拡張以前よりもずっと良い位置にいますし、試してみる価値は十分にあります。

コボルトと秘宝の迷宮以前はTierに存在しなかったフェイスハンターがTier2に登場です。
1マナ武器の登場により予想通り海賊を入れたハンターが現れましたがここまで強いとは。

ハースストーン明瞭期から存在していたフェイスハンターですが、例の通り相性差が激しいデッキです。
テンポメイジやZooロックのようなデッキには有利ですが、コントロールデッキ及びパラディンのデッキには非常に弱いです。

Tier1のデッキ全てに不利がついているということがこのデッキの不幸なところです。
ただ、Tier2デッキには強いですしこれからさらに最適化されるであろうデッキなので潜在能力に期待ですね。

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