三星です。
今回はウンゴロ探検。
基本性能
ウォリアーの2マナ呪文。自分のデッキのカード全てを"どの道を選ぶ?"というカードに変更する。
"どの道を選ぶ?"は1マナでカードを1枚発見する呪文。
デッキ構築を全て否定するカード。
似たような立ち位置にウォーロックの闇との訣別がある。
1マナで場の状況に適したカードを引くことが出来ると言えば聞こえは良いが、状況を解決できるカードが引けるとは限らない。
また、毎回1マナ多く払ってカードを使うようなものなので試合序盤に使うとマナ効率が厳しい。
闇との訣別はデッキ内のニュートラルカードは残るのでその点を利用してバーンズヤシャデッキが作られた。
このカードはそういったこともできないので使い方に困る。
しかし、ウンゴロという秘境を探検するフレイバーを存分に表したネタカードなので良し。
運用
使ったら相手が驚いてくれる。
日本語版フレイバーテキスト
これは二つのネタの複合フレイバーテキスト。
一つは"金のなる木はない"という故事成語。
元々は英語の故事成語で"money doesn't grow on trees."という。
「お金を手に入れることは大変なので無駄遣いするなよ。」という意味が込められている。
似たようなもので"金の卵を産むニワトリ"などがあるがそういった楽して儲けられる方法はないのだ。
この空想上の金の生る木をパロディしたものがフレイバーテキストの"カードの生る木"だろう。
もう一つのネタは"水曜スペシャル探検隊シリーズ"。
詳しい説明はリンク先にお任せするのでここでは簡単な解説。
探検隊シリーズは藤岡弘,探検隊の第二期と川口浩探検隊の第一期がある。
どちらのシリーズもジャングルや洞窟などの世界の秘境を探検するドキュメンタリー風エンターテイメント番組。
探検の最中に起こる様々な事故、事件。
そして現れる過剰な演出、作り物の岩。
子供だけでなく子供の心を持った大人をワクワクさせるのがこの番組だ。
フレイバーテキストはこのシリーズのタイトルが元になっている。
似たような探検隊シリーズのタイトルはたくさんある。
これが海底大洞窟だ!!世界最大!パラオ諸島の二つの島を結ぶ鍾乳洞トンネルは実在した!!
姥捨て!八丈島日本最長の溶岩大洞窟に人捨て穴は実在した!!
恐怖の首狩り族!ルソン島未踏の奥地にウロン族は実在した!!
これでも全てではなくもっともっと存在する。
ちなみに、金の生る木は実在する。
園芸初心者でも育てやすいらしいので初めての園芸に手を出してみてはどうか。
英語版フレイバーテキスト
直訳すると「カードがなんと木に実ることが明らかになった!」。
日本語版と同じように"金の生る木はない"という言葉が元ネタだ。
"money does grow on trees!"で調べると同じようなタイトルの本がたくさん出てくる。
どうやらこの筆者たちは金の生る木の育て方を発見したようだ。
まとめ
日本語版フレイバーテキストの元ネタは探検隊シリーズ
英語版フレイバーテキストの元ネタは"金の生る木はない"という故事成語
金の生る木は実在する