三星です。
今回の用語はメタゲーム。
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意味
流行のデッキに有利なデッキを使うことで勝率を上げようとするゲーム外の駆け引きをメタゲームという。
メタゲーム自体はゲーム外の駆け引きを指す言葉。
ゲーム外で行われるゲーム(のような駆け引き)なのでメタゲーム。
カードゲームで行われる場合には上に書いたように”流行のデッキに有利なデッキを使うことで勝率を上げようとする”という形容詞が付くことが普通。
略称はメタ。
動詞として「メタる」という使い方もある。
カードゲームのような対人ゲームではどんな相手にも勝てる最強のデッキというものはまずなく、相性が大事となる。
そこで、環境に流行しているデッキ(先日だったらラザプリやケレセスローグ)に相性が良い(勝率が高い)デッキを構築することで総合的な勝率を上げる戦略がある。
で、さらにそういったデッキを狙い撃ちして勝ちを狙っていくデッキがある。
こういった駆け引き、やりとり全てを含めてメタゲームである。
使い方
「海賊をメタって蟹を2積みする」:ゴラッカ・クローラー を2枚デッキに積んで海賊デッキに対しての勝率を上げる、の意味。
「メタが混とんとしてる」:環境で流行のデッキが決まっていなく、大会などに出てくるデッキが読めない状態。
「メタにあってない」:現環境で人気のデッキと相性が悪く勝率を上げることが出来ない、という意味。
「メタが一周する」:コントロールデッキに強いミッドレンジデッキに強いアグロデッキが流行った結果再びコントロールデッキが流行る、というようにメタを続けた結果環境が元に戻ること。
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由来
メタゲームのメタとは少し難しい言葉が由来となっていますが解説します。
高次のという意味の接頭語として使われることが多く「メタ言語」「メタ認知」といった言葉で使われます。
”メタ言語”とは言語を記述する言語のことで、ある対象を記述したものがあり、さらにそれを対象として記述するものをメタ○○と言います。
”メタ認知”も同様に自分の認知についての認知です。
フィクションや広く使われている用例としては小説内小説をメタ小説と呼んだり、最近ではデッドプールが「自分は映画の主人公と認識して行動する」ような作品ですが、これもメタ的な作品と言えます。
まとめ
これだけ覚えていればハースストーン内では十分かと。